システム開発や依頼時にこんな悩み、ありませんでしたか？
- システムの要件定義から完成までにかなり時間がかかる
- 開発中の仕様変更に大きなコストがかかるため仕様の改善をあきらめざるを得ない
- 想定していたシステムと完成したもののイメージが異なる
このような従来型の開発形態（ウォーターフォール）で起こりがちな課題に対して、弊社ではアジャイル開発という柔軟かつ段階的なアプローチで解決を図ります。
アジャイル開発とは
アジャイル開発とは、開発期間を短い単位に区切って計画・開発・テスト・リリースを繰り返し、サービスの完成を目指す開発手法です。 ウォーターフォール開発とは異なり、開発期間中にお客様から頂いたフィードバックを開発に反映させることができます。
ニーズの変化に柔軟に対応することで、お客様にとっての価値を最大限に高めることができます。要件が不確定な場合や、利用者の反応を見ながら開発を進めたい場合にはアジャイル開発を推奨します。
NTCでは、アジャイルの豊富な経験を活かし、お客様の開発支援・アジャイル研修などのご要望にお応えします。アジャイル開発が気になった方はぜひお問い合わせください。
一般的なアジャイル開発のメリットと弊社でのアプローチ
一般的なアジャイル開発のメリットと、弊社ならではのアプローチが組み合わさることで、より効率的で満足度の高い開発を実現させることができます。
一般的なアジャイル開発のメリット
一般的なアジャイル開発のメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 機能別の迅速リリース
→設計～開発～テストの過程を機能単位で行うため、迅速なリリースを実現することができます。 - 認識ずれを早期修正
→開発工程で認識のずれに気づきやすく、手戻りにかかるコストを削減することができます。 - 柔軟な仕様変更
→短い周期での開発を繰り返すため顧客のフィードバック、仕様変更柔軟に対応できます。
これらのメリットを最大限に活かすため、弊社ではさらに効果的なアプローチをご提案しています。
弊社でのアプローチ
- 丁寧なアジャイル説明会
→お客様に向けて説明会や研修を開催することで、アジャイル開発に対しての不安や疑問について丁寧にお答えいたします。 - アジャイル×モダン開発
→最新技術を組み合わせて柔軟かつ効率的な開発を実現しています。なかでもAWSを得意としており、柔軟に拡張できるクラウドサービスを提供いたします。
→AWS認定資格保有者も多数在籍しており、クラウド環境の設計から運用まで一貫して高品質なサービスを提供いたします。 - アジャイル×ウォーターフォール
→すべての工程をアジャイル形態にすることに不安なお客さまには、ウォーターフォール開発と併用した開発のご提案もいたします。 - CSMと豊富なアジャイル人材
→CSM（認定スクラムガイド）を筆頭とした、アジャイル開発経験の豊富なメンバーが在籍しております。
→独自の育成システムを通して社内のアジャイル開発経験者を育てることで、より高品質なプロダクトの提供に努めています。
このように、一般的なアジャイル開発の柔軟性とスピードに、弊社ならではの手厚いサポートと効率性が加わることで、お客様に対して価値のあるソリューションを提供いたします。
お客様事例
アジャイル開発を採用したお客様事例を2つご紹介します。
事例１：テスト工程の効率化のためのシステムをアジャイル開発
お客様
大手Sier様
案件前の課題
EOSL（保守終了製品）やデグレ試験対応のために想定よりもコストが発生してしまっていた。
→ここで発生するコストを削減したい！
案件を通して実現できたこと
- 移行前と移行後の環境において、どのような差異が発生するかをリクエストレスポンスから感知するシステムの構築
- デグレが懸念されるシステム間の差異をAI（機械学習）を使用してログから分析・検出してサジェストする技術
この案件でアジャイル開発を採用することで生まれたメリット
- お客様との話し合いの機会を多く設けることが出来たので、開発工程におけるお客様と開発チームの認識のずれを最小限にとどめることができた
- 開発途中でシステムの要件変更の要望を受けたが、それに合わせて柔軟にシステム内容を変化させながら開発をすることができた
案件で使用した主なスキル
- インフラ：AWS、Nginx
- その他ツール：ELK（Elasticsearch, Logstash, Kibana）
事例２：新規Webサービスのアイデアを素早く形にする
お客様
損害保険大手企業様
案件前の課題
新規Webサービスのアイデアがあるが、市場ニーズとマッチしているか不安である
→市場ニーズを検証したい！
案件を通して実現できたこと
- Webサービスのサンプル版を短期間で構築し、テストユーザへ限定公開してニーズ検証
この案件でアジャイル開発を採用することで生まれたメリット
- お客様のニーズの変化に合わせて柔軟にWebサービス内容を変化させながら開発できた
- サンプル版には必要がない機能を省くことで予算内かつ短期間で開発できた
案件で使用した主なスキル
- インフラ：AWS
- フロントエンド：Nuxt.js
- バックエンド：Node.js
まとめ
アジャイル開発は段階的に機能の開発とお客様への公開を行うため、ウォーターフォール開発よりもお客様イメージと完成形のずれが発生するリスクが少ない開発手法です。「解決したい課題はあるものの、要件定義の際の細かい仕様の決定漏れや全体が完成するまでシステムを確認できないのが不安」という方はアジャイル開発も候補にしてみてはいかがでしょうか。
弊社ではアジャイル開発が初めてのお客様へ、アジャイル開発とは何か、アジャイル開発の進め方についての説明会も 行いますので、システム開発で不安な点などございましたらお気軽にご相談ください。
問い合わせ先
株式会社NTC デジタルエンジニアリング事業部 担当