製造、物流業様向けDX推進支援サービス「ペーパレスtoDX」を提供開始!

2022年12月15日 事業紹介

現場のDX推進、AI導入。その一歩目は、ペーパレス化から。

 

株式会社NTC(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:浜口 幸洋)は、製造、物流倉庫業向けに現場を中心としたDX推進を提案する「ペーパレスtoDX」のサービスを提供開始しました。

 

不足する人材、ベテラン頼りの現場。解決するためにAIの導入が必要でした。

物流倉庫の業務は膨大に有り、その中でも各社共通する課題は、「人材不足」と「属人的な業務手法」です。
弊社では以下のような問題に対して、AIソリューションを提供してきました。

①ルーティン作業のシステム化

はじめに着目したのは目視検品の多さでした。バーコードを貼ることの出来ない製品は目視で確認する以外に方法は無く、また、膨大なチェック項目の確認や、新規スタッフへの教育訓練など、多くの稼働がかかっていました。
弊社ではその問題を解決するために、「人」が実施していたルーティン作業を自動化し、稼働時間を大幅に削減する「画像認識AI」を開発しました。

②ベテランの作業をAIへ継承

見分けづらい製品を特定するには経験に裏打ちされたベテランの判断が必要でしたが、その問題に対しても「画像認識AI」 により解決することが可能です。
また、「画像認識AI」が必要な業務以外でも、ベテラン頼りになってしまっている業務が非常に多く存在しています(例えば、倉庫内の在庫調整や、その日の出荷作業時間の見込み計算などの、言語化されていない判断基準を持つ業務)。
このような多くの属人的な業務課題も、弊社が企業様毎にご提案するAIで解決することが可能です。これらによりベテラン不足による課題を解決し、物流倉庫の新たな未来へ向けてサポートしていきます。

DX推進のカギであるAI。しかしAIを導入するには2つの落とし穴が。

企業様がAI導入からスタートすると、顕在化していた業務課題は解決しても、意識していなかった無駄な作業がそのまま残るケースや、新たな課題が発生するケースがありました。

【事例1】一部にAIを導入しても改善効果が薄い

「画像検品AI」により出荷検品効率化を実現しても、 AIを導入した作業以外のアナログ部分に、大きな稼働が掛かっている場合がありました。例えば「検品後はプリントアウトしたリストへ手書きでメモをして報告している」「現場と事務の連携が
リアルタイムに取れておらず手戻りが発生する」などが挙げられます。

【事例2】効率化するためのデータが足りない

データを分析する手法はAI分野の発展により目覚ましい進歩を遂げており、弊社でもそれらを活用する手法がありますが、
一番重要な「分析するためのデータ」が不足しているという現状があります。
ベテランの方の作業をAIに学習させるためには、検品なら「画像データ」、在庫調整なら「時間毎の入出庫履歴」、というように、企業様ごとの様々な実績やノウハウなどをデータ化する必要がありました。

DXを推進するには、「AI活用を見据えたペーパレス化」が必要不可欠!

DXの第一歩はペーパレス化を見据えたデータの構築です。弊社では、データの構築支援以外に、AIを導入しても効果が上がらない企業様へ対して、「データの収集と分析」「問題点の抽出」「評価」「改善策の実行」など、プロセスマイニングの視点から寄り添いサポートさせていただきます。業務フローを俯瞰して最適な工程設計を提案し、お客様のDXを推進させます。

「現場で簡単に」 一歩目のペーパレス化に着手するだけでも3つのベネフィットを実現!

①作業状況、履歴の見える化

・現品の検品や出荷状況をリアルタイムで確認。
→製品ごと、作業場所ごとの進捗も一目で把握可能です。
・検品チェックや積み残しの有無を電子履歴で追跡。
→顧客からの問合せにもスムーズに対応できます。

②紙の出力によるスタッフ稼働の削減

・印刷用紙やインクなどの物質的なコスト削減以外に出力する稼働時間の削減
・印刷機器がある事務所と倉庫現場の移動時間の削減。
・手書きチェックリストを用いたクロスチェック稼働の削減。

③管理データの収集、確認作業が容易に

・製品画像からのデータ抽出、WMSデータや販売管理データなどの基幹システムとの連携、工程管理や稼働時間の計測など、ペーパレス(データを電子化)にすることで必要なデータを整理。
→確認が必要なデータの探索や収集の時間が短縮できます。

NTCではお客様にあったDX、AIソリューションをご提案します。

NTCはこれまでの経験を活かしてお客様に合ったDX推進をご提案します。
ペーパレス導入支援をベースとして、物流製造に寄り添った効果的なAIソリューションをご提案可能ですので、お気軽にご相談ください。

また、DX推進の最終目的は、既存の業務とは違う新たな価値創造です。
今回フォーカスしておりませんが、効率化のみに留まらず、導入後の新たな価値提供まで見据えたデータ管理、活用方法も含めたご提案を行い、一歩目から最後までALL IN ONEでサポートさせて頂きます。

最後に、弊社では新たな価値創造に効果的な製品をお持ちのパートナー企業様も募集しています。
ご紹介は下記問い合わせフォームよりご連絡頂けます様、よろしくお願いします。

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